参加申し込み

第31回日本臨床エンブリオロジスト学会 ワークショップ・学術大会

参加登録の方法

全てのワークショップ(実技コース、セミナーコース)は事前登録が必要となります(事前登録がないとご参加できません)。
学術大会のみご参加の方は当日の受付が可能ですが、手続きをお待ちしない、事前登録をお勧めいたします。
また、本年度は、事前受付、当日受付いずれもクレジットカードでのお支払いのみとさせていただきます。現金対応はできかねますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

会員の方はこちらから先にログイン後、 参加登録をお願いします。会員ログインページ

登録方法 会員 (円) 非会員 (円)
ワークショップ(学術大会参加費含む)
事前 実技コース(2コース選択)
  • 2コースを選択してください。
  • 2コースとも同一コースでも問題ございません。
30,000円 38,000円
事前 実技コース(1コース選択)+セミナーコース(1コース選択)
  • 前半から1コース、後半から1コースを選択してください。
30,000円 38,000円
事前 セミナーコース(2コース選択)
  • 前半から1コース、後半から1コースを選択してください。
15,000円 18,000円
学術大会のみ
事前 学術大会のみのご参加 8,000円 10,000円
当日 10,000円
情報交換会の参加費※事前登録のみ
事前 情報交換会(定員あり) 5,000円

学生の方は、学術大会参加は無料です。必ず、学生証を受付にご提示ください。
当日、学生証の提示がない場合は、参加費を頂戴いたしますのでご了承ください。
※就労中の大学院生は学生には含まれません。
ワークショップの各コースは定員になり次第締め切らせていただきます。

ワークショップ・学術大会 プログラム&スケジュール(10/1更新)

ワークショップ 実技コース

参加者に満足していただけるようC-ICSI、Piezo-ICSI、Vitrification、Biopsyについては、各コースに記載されている内容をご確認いただき、ご自身に見合ったコースを選択してください。

Conventional-ICSI

エンブリオロジストにとって、卵細胞質内精子注入法(Intracytoplasmic Sperm Injection:ICSI)は必須技術です。

ICSIを行う際、Dishの作成、針のセッティング、精子不動化、卵子細胞膜穿破、精子の注入など多岐に渡る技術が必要であるが、施設間において、また個人間において成績の差が大きいのが現状です。
そこで、今回、このワークショップにおいて、ICSI技術を学んでみませんか?

これまで、長くICSIに携わってきた講師たちが丁寧に細かい部分までICSI操作を教えます。また、ICSIに関するトラブルシューティング、疑問、質問に答えます。

まずは、ICSIの基礎となるConventional-ICSIを学んでみませんか?

C-ICSI(2コース)
  1. 基礎コース
    【初めて学ぶ方、まだ臨床に入っておらず練習中の方】が対象です。
  2. 標準コース
    【すでに臨床で行っている方】が対象です。

Piezo-ICSI

PIEZO-ICSIはワークショップのなかでも人気のあるコースです。これから導入を考えている方や始めたばかりの方、より技術を高めたい方に向けたトレーニングを行います。

機械の力を利用したPIEZO-ICSIは、術者間の技術差が少ない方法であると言われていますが、それは『正しいセッティング』ができるという前提で成り立っています。
PIEZO-ICSIはセッティングが全てといっても過言ではありません。

安定した成績を出すためのセッティングのコツを学び、実践を踏まえながらディスカッションし、患者様のために役立つ知識・経験を持ち帰っていただければと思います。

Piezo-ICSI(2コース)
  1. 基礎コース
    【初めて学ぶ方、まだ臨床に入っておらず練習中の方】が対象です。
  2. 標準コース
    【すでに臨床で行っている方】が対象です。

Vitrification(Cryotop法・Ultra-Fast法)

参加者皆様の経験値に沿った内容をご提案することを第一に考えています。未経験者の方には参加者一人ひとりに対し、十分な時間をつかい凍結時の胚操作を中心とした内容を、経験者の方には凍結時の胚操作のコツや、凍結操作に関する疑問などにお答えできたらと考えています。

また、豊富な経験を活かし、皆様が経験されたことのあるトラブルに対する可能な限りの対処方法や、予期せず事態への心構えなどもお話しできればと思います。

これから臨床に入る方、すでにガラス化保存を行っているが、卵子凍結などもう一段階ステップアップしたい方も対象です。Ultra-Fast法も経験できます。

  • Vitrificationコース受講者は胚操作用のピペットやマウスピースは各施設で使用されている物が異なるため、胚操作に必要な器具をご持参いただくようにお願いいたします。

Vitrification(Cryotec法)

ワークショップでは、専属胚培養士が卵子・胚における凍結融解の成績向上のため、プロトコルの手技だけでなく、各ステップの目的やコツを丁寧にお伝えします。

RtUの特色として、卵子凍結と胚盤胞凍結を同一プロトコルで実施できる点が挙げられ、ラボ業務の効率化を実現できます。
ハンズオンでは実際にRtUの手技を体験いただき、学んだ技術を日々のラボ業務でお役立ていただけるようお手伝いします。
また、当日は興味深い実験にもご参加いただける機会をご用意しております。

  • Vitrificationコース受講者は胚操作用のピペットやマウスピースは各施設で使用されている物が異なるため、胚操作に必要な器具をご持参いただくようにお願いいたします。

TE-Biopsy

PGT-A(Preimplantation genetic testing for aneuploidy)は、体外受精から得られた胚の染⾊体数を、移植前に調べる検査です。欧⽶では流産を防ぐ⽬的で既に実施されていましたが、⽇本国内でのニーズの⾼まりを受け、「着床前胚染⾊体異数性検査(PGT-A)の有⽤性に関する多施設共同研究」が開始されました。

国内でもPGT-Aのためのセミナーや、Biopsy技術のワークショップが様々な学会や企業で開催されています。
PGT-Aは検査のために胚のTE細胞を採取するので、胚にダメージを与える可能性があります。そのダメージより妊娠率が低下するか否かはまだ不明な部分も多いです。そしてBiopsy技術が検査結果に大きく影響します。
PGT-AのTE細胞Biopsy技術は様々であり、術者によって大きく異なるのが現状です。

今回は、国内屈指のエンブリオロジスト団体である日本臨床エンブリオロジスト学会の経験豊富な講師陣が、安心安全・失敗しないBiopsy技術を懇切丁寧に教えてくれます。必見です。

  • TE-Biopsyコース受講者は胚操作用のピペットやマウスピースは各施設で使用されている物が異なるため、胚操作に必要な器具をご持参いただくようにお願いいたします。
  • マニュピュレーター技術を習得されている方が対象です。
TE-Biopsy(2コース)
  1. 基礎コース
    【初めて学ぶ方、まだ臨床に入っておらず練習中の方】が対象です。
  2. 標準コース
    【すでに臨床で行っている方】が対象です。

TESEコース

精巣内精子採取術(TESE)では精子を探索することも極めて重要ですが、ICSIのために精子のロスを少なくして調整することも重要です。

そのためには、TESEを行う患者背景や精細管の状態、精子の数などによって調整方法を変え、工程数をできる限り減らすことが求められます。
TESE-ICSIの実技研修は世界でも非常に珍しく、本コースではマウスの精巣を使用して、精細管からの精子分離からICSI時の精子の探索方法まで、理論に基づいて技術を学べる内容になっています。

透明帯除去法

一部の胚発育不良症例特に第一分割期における分割不良胚に対して透明帯除去することで胚の発生能の向上が報告されています。
本コースでは透明帯除去法の技術だけでなく最新の実践的なアプローチを有効な症例はどのような症例なのか議論をしながら学んでいくコースとなります。

  • 透明帯除去コース受講者は胚操作用のピペットやマウスピースは各施設で使用されている物が異なるため、胚操作に必要な器具をご持参いただくようにお願いいたします。
  • マニュピュレーター技術を習得されている方が対象です。

基礎コース

本コースでは顕微鏡、動物胚、培養液などは準備しますが、あえて具体的なテーマを設けていません。
参加者がやりたいこと、知りたいことを他の参加者ともに手を動かしたり、話をしたりしながら、また実演や動画を交えながら問題を解決していく、もしくはその『コツ』を見つけていくことをテーマとしています。

【テーマ例】

  1. 手が震えやすい方ため安定したピペット操作を習得したい。
  2. 検卵時に卵子の見落としを減らしたい。
  3. スタッフ間の胚質形態評価の均一化させたい。
  4. スタッフへの指導方法
  5. 動画中の手技(ICSI、AHA、バイオプシーなど)についての意見交換
  6. 各手技の合格基準はどうしているのか。
  7. 胚凍結・融解のコツ
  • 基礎コース受講者は胚操作用のピペットやマウスピースは各施設で使用されている物が異なるため、胚操作に必要な器具をご持参いただくようにお願いいたします。

先進医療パッケージ(IMSI+PICSI+Sperm Separator)

生殖補助医療における保険診療では、「先進医療」として認められた技術のみが併用可能です。
その中でも IMSI / PICSI / Sperm Separator は、より精度の高い精子選別を可能にし、受精率や胚発生の改善が期待される技術として注目されています。

今回のワークショップでは、胚培養士がぜひ身につけておきたいこれらの手法について、基本から実践までわかりやすく解説します。また、各施設の設備や運用に合わせた活用方法を、参加者同士のディスカッションを通じて共有・検討していきます。

ICSI初心者から上級者まで、C-ICSI / Piezo-ICSIいずれをご使用の方でもご参加いただけます。

機器メンテナンス

顕微鏡、インキュベーター、マニピュレーターなどの機器を販売している各メーカー担当者から、日ごろのメンテナンスやトラブルシューティングを論理的に学べるコースとなっています。

ワークショップ セミナーコース

【前半】

  1. 研究コース
    『研究計画立案と実施前手続き』
    研究計画の立て方、倫理審査、日産婦研究登録など
    『統計解析』
    EZRを用いた実践的統計解析
    『研究発表』
    施設内検討、学会発表、論文 それぞれの進め方、学会発表までの指導

    ご自身のPCにEZRをインストールして持参いただければリアルタイムでEEZRの操作を学べます。

    ダウンロード:無料統計ソフトEZR (Easy R)、ダミーデータを配布します。

    • 持参できない方でも、スライドを配布してわかりやすく説明します。
  2. ラボ管理コース
    『危機管理(安全管理)』
    災害、火事、停電、急病人等、の対応
    『成績管理』
    ESHREのKPI、当学会のKPI概説、管理すべき成績など
    『品質管理』
    ガス濃度、pH、培養液・物品のlot管理、機器管理
  3. 教育・育成コース
    『年間採卵300周期未満』
    『年間採卵300~600周期』
    『年間600周期以上・複数施設』
    施設の教育についての考え、教育方法の実際、メンタルケア

【後半】

  1. 研究コース
    『研究計画立案と実施前手続き』
    研究計画の立て方、倫理審査、日産婦研究登録など
    『統計解析』
    EZRを用いた実践的統計解析
    『研究発表』
    施設内検討、学会発表、論文 それぞれの進め方、学会発表までの指導

    ご自身のPCにEZRをインストールして持参いただければリアルタイムでEEZRの操作を学べます。

    ダウンロード:無料統計ソフトEZR (Easy R)、ダミーデータを配布します。

    • 持参できない方でも、スライドを配布してわかりやすく説明します。
  2. ラボ管理コース
    『危機管理(安全管理)』
    災害、火事、停電、急病人等、の対応
    『成績管理』
    ESHREのKPI、当学会のKPI概説、管理すべき成績など
    『品質管理』
    ガス濃度、pH、培養液・物品のlot管理、機器管理
  3. 働き方・キャリアコース
    『働き方』
    培養室業務の効率化、胚盤胞凍結・Biopsy等の実施基準やタイムスケジュール、ルーチン外業務の実施について
    『ライフイベントを経て』
    産休育休前にやっておくべきこと、スムーズな復帰に向けて、時短勤務等の設計など
    『キャリア』
    胚培養士のキャリアについて 管理職、教育職、海外勤務、企業、起業など
  • タイトルと内容は一部変更となる可能性がございますことをご了承ください

実技コースとセミナーコースの併用をお考えの方

実技コースとセミナーコースの併用が可能です。なお、参加費は実技コース(2コース)と同額になります。
併用したい方は、受講したい実技コースとセミナーコースを選択ください(例えば、Piezo-ICSIコース + セミナーコース前半①など)。
ただし、セミナーコースは第2希望まで選択してください。その場合、前半から1コース、後半から1コースを選択してください。
セミナーコース、実技コースの人数調整のため、実技コースが前半になるか後半になるか事前にお知らせする予定です。
お知らせ方法につきましては、後日ご連絡いたします。

参加申し込み

ご希望されるコースをお選びいただき、各フォームより申し込みください。
ワークショップの申し込みは 12月16日(火)締切です
学術大会の当日(二次)参加申し込み期間は 12月17日(水)12時から2026年1月7日(水) です。

注意事項

※「ワークショップのみ参加」「学術大会+1コースのみ参加」は受け付けておりません。

ご自身の都合による事前申込のキャンセルおよび返金はお受けしておりません。
何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

本年度はワークショップの実技書の作製は行いません。
ホームページから実技書のダウンロードが可能ですので、担当講師の実技書をダウンロードの上ご持参ください。
担当講師は年末までに決定いたします。担当講師をご確認いただく際、受付番号が必要になりますので、参加登録受付時に配布される受付番号を必ずお控えください。

当初予定しておりました卵巣組織凍結におけるワークショップは、今回は実施しないこととなりましたので、ご了承のほどお願い申し上げます。

昼食はお弁当のご用意がございます。

お問い合わせ

抄録集・実技書に関するお問い合わせ先
株式会社ヒューマンリプロ・K内 日本臨床エンブリオロジスト学会
TEL:045-620-7560 
お問い合わせはこちら
会員ログインに関するお問い合わせ
株式会社ヒューマンリプロ・K内 日本臨床エンブリオロジスト学会
TEL: 045-620-7560 
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参加申し込みに関するお問い合わせ
第31回日本臨床エンブリオロジスト学会 ワークショップ・学術大会事務局
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