お知らせ

第28回日本臨床エンブリオロジスト学会ワークショップ・学術大会 大会長から会期終了の御礼

大会終了のご報告と御礼

第28回日本臨床エンブリオロジスト学会ワークショップ・学術大会が、2023年1月7日8日に、大阪市中央公会堂・AP大阪淀屋橋にて無事に開催されました。
大会関係者も含めますと、400名を超える方々にご参加していただき、大盛況に終えたこと心より深謝申し上げます。
大会を無事に終えることができたのは、ひとえにご参加の皆様、講師・演者・座長の先生方、学会の理事、ボランティアスタッフの皆様、当院のスタッフ、そして大会の実行委員として私の側で1年間企画・運営を行なってくださった理事、さらには、ご支援いただきました多くの企業の皆様のお陰です。
特に、実技のワークショップでは、近年のコロナ下におけます社会情勢で企業の皆様も厳しい状況の中、多くの機器を貸し出していただき前日から夜遅くまで顕微鏡やマニュピレーターなどの調整を1台ずつ丁寧に行なってくださいました。当日も機器に不具合が生じた際にすぐに対応できるよう見守ってくだり、ご協力をいただきました企業の皆様には感謝しかございません。
また、本大会の会場は、エンブリオロジスト学会において初めての開催場所でした。
実技講習を行う上で慣れない環境の中、参加者の皆様、講師の先生方にもご不便をお掛けした点もあったかと思いますが、ある講師の先生より参加者の方から、『また来たい、ここでワークショップ参加したい』と言われていました、とお聞きし、参加者の皆様からの生のお声が何よりも嬉しく安堵しました。
ARTが保険適用となり臨床においても様々な変化があった1年でした。その中で、今回の大会では明日の臨床に直結する内容を皆様にお届けできたらと思いご準備してきました。そして、この第28回大会では、胚培養士のみならず医師の先生方にもお越しいただき、胚培養士と医師が一丸となり治療に取り組むことができたらと思い、学会初の企画としてイブニングセミナー『-難治症例への対応を考える-ラボ、医師それぞれのアプローチとは』を開催しました。
大会後のアンケートでは、多くの方からコメントを頂いており今後の大会の運営に活かしていく所存でございます。今後とも本学会の活動にご支援をいただけましたら幸いです。

最後になりましたが、今後の生殖補助医療および胚培養士の将来の発展、並びに皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、本大会終了御礼の挨拶に代えさせていただきます。

医療法人社団 晴琳会 オガタファミリークリニック
副院長/培養部門部長 緒方洋美